アイコン 追報:(株)ニューマルシン(飯塚市)/民事再生計画案

民事再生下のスーパーの(株)ニューマルシン(福岡県飯塚市堀池179、代表:根笈信一)と関連でスーパーの不動産管理の(株)マルシン(同、代表:進藤泰宏)は3月14日、再建計画の説明会を行った。

<スポンサーについて>
 スポンサーになった古川新一氏は、精肉の明治屋(直方市)に元在籍、亡くなった会長一族が起こしたクーデター事件で、(当時)社長の谷尾凱夫氏(亡くなった明治屋の会長の実弟)とともに辞任した。
その後は谷尾氏と行動を共にし、北九州のスーパーとみやま買収したほか、神奈川県でスーパー経営(その後売却)するなどしていた。最近まで、ニューヨーク・エポリューション(株)(スーパーの「ニューヨーク」を店舗展開及び「とみやま」経営)の取締役を務めていたが、現在は辞任している。
現在は、ニューヨーク・エポリューション(株)との直接的な関係はないが、谷尾氏との関係も定かではない。

<再建計画>
(株)ニューマルシンと(株)マルシンの資本金を100%減資して、新たに古川氏が(株)ニューマルシンに対して3,000万円、(株)マルシンに対して500万円を出資して100%株主となり経営する。6店舗営業中。

<再生債権について>
(株)ニューマルシンの債権者は93名・確定債権額は5億7,654万7,996円については、
1、 元本+利息が448万4,305円超の再生債権は、合計額の97.77パーセントに相当する債権額及び開始決定日以降の利息等の全額免除。(支払は総債権額の約2.23%以下)

2、 元本+利息が100万円超~448万4,305円以下の債権は、当額の10万円を超える部分及び利息の債務免除。

3、 元本+利息が10万円以下の債権については、利息及び遅延損害金の全額免除。

4、 弁済の方法は、再生計画認可決定確定後6カ月以内に一括払い。
などとなっている。
 なお、再生債権の債務免除については萬年総合法律事務所(電話:092-751-5006)へ訊ねてください。
全体として、再生計画案は債権者にとってかなり厳しいものとなっている。

 

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[ 2012年3月15日 ]
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