アイコン (協組)津山総合食品卸売市場/破産開始決定

食品団地の(協)津山総合食品卸売市場(出資金1億5650万円、岡山県津山市津山口275-9、代表清水縫三氏)は、3月27日に債権者である津 山市長より岡山地裁津山支部へ破産を申し立てられ、同日破産手続き開始決定を受けた。破産管財人には、加瀬野忠吉弁護士(電話086-236-1550) が選任されている。

負債額は約6億円。

岡山県北部津山市の食品加工業者や鮮魚・海産物の卸業者、食品卸売業者など約20業者が、昭和41年3月(協組)津山総合食品卸売市場を設立、これまで当食品団地を開業して運営に当たってきた。

しかし、イオンモール津山・イオン津山など大型のショッピングセンターや大手のスーパーが地元進出、同団地に入居する食品卸会社などの顧客であった小さな店舗やスーパーは潰れ、同団地の入居会社も減り、同組合の売上高は減少、団地経営はジリ貧状態に至っていた。こんにちでは固定資産税も長期にわたり滞納していた有様。

同団地組合では、こうした状況の善後策を検討した結論が自己破産。一回借金をチャラにして、別会社で引き続き当団地の運営に当たるもの。

[ 2012年3月28日 ]
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