追報:丸大証券(株)/破産手続き開始決定 1000万円限度で基金が補償
旧、群馬証券の丸大証券(株)(東京都中央区日本橋兜町9-15、代表:井上雅照)は3月26日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、奥田洋一弁護士(電話03-5223-7718)が選任されている。
負債額は約4億5千万円。
3月13日証取委は金融庁に対して、顧客からの預かり資産を不正流用していたとして、登録取り消しの勧告を行い、3月14日同社は営業廃止に至っていた。なお、日本投資者保護基金が一顧客あたり1000万円を上限とする補償が行われる。
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平成24年3月26日
各 位
丸大証券株式会社
破産管財人 弁護士 奥田 洋一
お知らせ
丸大証券株式会社(以下「当社」といいます。)は、平成24年3月14日、東京地方裁判所に対して、破産手続開始の申立てを行っておりましたが、本日午前8時、同裁判所より破産手続開始決定を受け、破産管財人として当職が選任されました(東京地方裁判所平成24年(フ)第3110号)。
一方、日本投資者保護基金(以下「基金」といいます。)は、平成24年3月22日、当社の顧客資産の返還に係る債務の円滑な履行が困難であるとの認定を行ったうえで、同月24日、金融商品取引法第79条の55の規定に基づき、当社が返還を履行できない顧客資産に対する基金からの支払い手続きにつき公告を行いました。
当職といたしましては、返還が可能な顧客資産については安全かつ迅速に返還を行い、遺憾ながら返還することができない顧客資産については、基金において適正に支払い手続きを行うことができるよう協力して参りたいと考えております。
お客様には大変なご迷惑をおかけいたしますが、引き続き管財業務にご協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
以 上
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