アイコン 東急不動産/3月決算

同社の当期分譲マンションの売上戸数と売上高は、2,741戸(前期2,881戸)、988億円(1,094億円)と前期の二子玉川の反動減が生じている。
同新規供給戸数は、2,728戸(前期2,491戸)、契約戸数は2,683戸(前期2,576戸)、期末完成在庫数は291戸(前期末220戸)と若干増加している。
分譲マンション・戸建・別荘などを含む分譲事業全体では、売上高は1,163億円(対前期△18.5%)だが、営業利益は67億円(前期▲16億円)と大幅増益となった。

当期の分譲マンションは、「ブランズ南雪谷」(東京都大田区)、「ブランズ青葉台二丁目」(神奈川県横浜市)、「ブランズシティ都島友渕町」(大阪府大阪市)等を計上したが、前期において大型のタワーマンションである「二子玉川ライズタワー&レジデンス」(東京都世田谷区)等の売上が計上されていたため、マンションの計上戸数減等から減収となる一方、利益率の改善やたな卸資産評価損の減少等により増益となった。
販売については、引き続き順調に推移し、完成在庫も低水準を維持している。賃貸住宅の一棟売りを除くマンションの次期売上予想に対する契約済み割合は、43%(同+10%)となっている(単体)。

東急不動産の事業別売上高と構成比
部門別
売上高/億円
構成
分譲
1,163
20.3%
請負工事
667
11.6%
小売
853
14.9%
賃貸
1,253
21.9%
管理受託
747
13.0%
運営
596
10.4%
仲介
377
6.6%
その他
77
1.3%
小計
5,733
100.0%
重複調整消去
-165
 
合 計
5,568
 
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期
574,361
34,990
27,674
10,192
10年3月期
552,067
35,469
28,174
11,058
11年3月期
571,443
62,502
54,916
11,597
12年3月期
556,841
50,086
34,866
34,200
前期比
97.4%
80.1%
63.5%
294.9%
13年3月期予想
600,000
51,000
38,000
16,000
13年期予/12年期比
107.8%
101.8%
109.0%
46.8%
 
[ 2012年5月14日 ]
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