アイコン ヤマウ(福岡市)/3月決算 減収減益 今期は大幅増の予想

同社はコンクリ二次製品の会社であるが、主要事業分野であるコンクリート製品製造・販売業界は、東日本大震災の発生による予算執行の遅れや全国の地方自治 体に対する交付金の5%留保、更には年々縮減されていく公共事業費等の影響による同業他社との競争激化など、厳しい市場環境で推移している。このような経 営環境下で、競合他社との差別化を図るべく、プレキャスト化の推進による新たな需要の創造など提案力の強化によりシェア拡大を図るとともに、製造部門をは じめとする全社的なコスト削減強化に取り組んでいるとしている。

 以上の状況下、同社は今期26%増の売上高増を予想しており、福銀OBでこれまで同社の再建に当たってきた中村氏(取締役)が社長になることから、それなりの美味しい仕事が見込めているのであろう。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期
13,328
-133
-133
-254
10年3月期
14,859
718
721
286
11年3月期
13,541
371
376
258
12年3月期
13,191
213
194
133
前期比
97.4%
57.4%
51.6%
51.6%
13年3月期予想
16,624
290
280
215
13年期予/12年期比
126.0%
136.2%
144.3%
161.7%
12年3月期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
10,177
2,050
2,019
19.8%
 
[ 2012年5月14日 ]
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