(株)ザックコーポレーション/破産手続き開始決定(追報)
既報。マドンナのツァー企画などの(株)ザックコーポレーション(東京都中野区中央1-35-6、代表:宮崎恭一)は7月10日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、河野慎一郎弁護士(東京都港区浜松町1-2-17)が選任されている。
負債額は約9億円。
同社は、スティングなど海外有名ミュージシャンなどを日本へ呼び、国内ツアーなど企画する実力会社であったが、興行のトラブルにも巻き込まれ、本年2月29日民事再生法の適用申請を提出して、再建途上であった。
しかし、海外有名ミュージシャンを呼ぶルートは持っているものの、ツアーとなると軍資金が必要となるが、先立つものが限られ、興行がうまく運ばず、資金繰りに行き詰まり今回の事態に至った。スポンサーを見出せなかったのが破産原因か。
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