アイコン 大津市議会における皇子山中学校の生徒自殺の議事録

12月7日の大津市議会議事録

<仲野弘子議員の教育長への質問>
金子原二郎越大津市長と川端総務相は支持団体が同じ労組系
本年10月に、市内の中学2年生が、マンション14階から転落死するとの、大変悲しい事故が発生いたしました。大津市教育委員会では、事故後、死亡された 生徒の父親から依頼により、今回の事故に関し、学校におけるいじめの有無について、生徒に対するアンケートが実施され、その調査結果が公表されました
 
調査結果では、
同級生から教室や廊下などの校内で繰り返し殴られる、
死んだハチを食べさせられそうになる、
成績カードを破られる
などのいじめがあったことを認めましたが、事故といじめの因果関係は判断できないとのことで、調査を打ち切りの方針を出されましたが、死亡した生徒の父親や保護者から、調査の継続が要望されているとお聞きしています。
 
中学生たちが、仲間内で遊んでいて、少し度を越した悪ふざけをすることもありますが、学校として校内におけるいじめの把握はどのようにされているのか、お伺いします。
 
特に、今回の事故について、いじめの事前のシグナルはあったのか、またそれをキャッチされていたのか、そしてどのような対応をされたのか、お伺いします。
 
このような事故が発生しますと、その原因につきまして、生徒に対するアンケート調査や聞き取りを実施されますが、他の生徒への影響などを考慮されて、言葉は適切ではないかもしれませんが、中途半端に終わっているように思えてなりません。
今回の事故に対しまして、教育委員会として調査の継続をされるのか、またされない場合はなぜされないのか、改めてお伺いします。あと省略。
 
<澤村憲次教育長>
御質問にお答えする前に、一言述べさせていただきます。
 去る10月11日、市内の中学生が転落して死亡する事故が発生いたしました。心より御冥福をお祈りいたします。
 また、事故後の調査から、いじめに遭っていたことが明らかとなりましたが、いじめの早期発見及び早期対応ができていなかったことにつきまして、深く反省するとともに、おわび申し上げます。
 なお、いじめと亡くなられたこととの因果関係については判断できませんが、今後いじめの未然防止及び早期発見、早期対応に向けては、組織を挙げて全力で取り組んでまいる所存でございます。

 では、1点目の御質問にお答えします。
 いじめの把握についてでございますが、各担任をはじめ、生徒に関わるすべての教員は、いじめはどの子にも、どの学校でも起こり得るとの認識のもと、日頃から注意深く生徒の様子を観察するとともに、その情報を職員間で共有できるよう努めております。また、その中で気になることがあれば、生徒に声をかけたり、面談を行ったりしており、さらにこうした日常の観察を補う意味からも、アンケートを実施しております。
 
2点目のいじめの事前のシグナルについてでございますが、学校では亡くなられた生徒に対して、他の生徒から2度、いじめではないかとの声を聞き、本人に確認しておりました。しかしながら、大丈夫、お互いやってるしとの返答だったため、いじめと認識できておりませんでした。特に2度目は、けんかのような状況であったため、指導後、それぞれの保護者に来校願ってお話もしておりましたが、この時点での認識が甘く、学校として適切に対応はできませんでした。このことについて、深く反省をしております。
 
3点目の調査の継続についてでございますが、10月17日から19日にかけて実施したアンケート調査結果をもとに、可能な範囲で聞き取り調査を行い事実確認を行ってまいりました。
その結果を受け、いじめの事実について、11月1日の全校集会で生徒に伝えるとともに、全生徒に再度調査を行いましたが、新たな事実は出てこなかったことから、学校及び教育委員会といたしまして、全校生徒を対象とした調査は、これ以上行わないことといたしました。
 
4点目は、父親からのお金の使い方についての相談でございます。
 9月に父親から、子どものお金の使い方についての話を聞きましたが、息子には言わないでほしいとの依頼がありましたことから、学校での聞き取りや指導は差し控えておりました。
 5点目の教員の観察力や人権感覚の指導力向上を図ることや、できるところから取り組む改善についてでございますが、まずすべての教職員が、子どもの少しの変化も見逃さない観察力や人権感覚など、指導力の向上を図ることが必要であると考えております。
  具体的には、全職員で生徒情報交換会議を毎朝行い、生徒指導主事が中心となり、生徒指導に関する個々の情報についての交流に努めております。また、複数教員による副担任制やスクールカウンセラーを増員しての継続配置、生徒会活動におけるいじめ対策委員会の設置など、できるところからの改善に努めているところでございます。

 6点目の学校と家庭の綿密な連携を図る具体的な方策についてでございますが、まずは授業公開や学年別懇談会、学校協力者会議を開催し、学校の取り組みに理解を求めたところです。今後、保護者からの一層の信頼を得るために、取り組み方針を学校だより等で積極的に発信するとともに、授業参観や懇談会の機会、また家庭との個別の連絡の機会を増やし、連携の強化に努めてまいりたいと考えております。
 以上、
 
市議会でも、教育長は、自殺と関係するようなアンケート内容についての答弁は可能な限り避け、一切封殺していることが明白となっている。
 
この間、自殺や金銭に関係するようなアンケート内容については、自殺した生徒の親が、息子の同級生などから聞き取った内容がマスコミに流れたり、また集計された内容の書面がマスコミの手に渡ったり、裁判資料で出てきたり、澤村憲次教育長の隠蔽が次々と暴露されてきた。
 
また、何を意図したものか2回も生徒に対してアンケート調査を行うなど、不自然極まりない。新たに「自殺の練習と言って首を絞める」「葬式ごっこ」などの記載もあったというが。
 
もういい加減、大津市の市長は、現在の教育委員会の委員を全員更迭、もしくは全員自宅待機にさせ、全委員を入れ替え、再スタート切らせることである。その一方、第3者調査委員会を至急発足させ、収拾を図ることが求められる。
それに、生徒たちに信用をなくした担当教諭・教頭・なり立てであろうが校長らの更迭も当然である。
 
こうした、教育委員会や学校の担当教諭・教諭・校長らの隠蔽体質に対して、生徒たちは既に信用できるはずもなく、教育者として、失格してしまっている。
また、こうした問題で一番迷惑を被っているのも在校生。在校生ももうウンザリだろう。
 
そのためにも、潔く、上記の者たちは責任を取り、退くことこそ、在校生に対して最後の教育者としての勤めではないだろうか。
 
彼らがいる限り、マスコミは新たなる情報を積み上げ、追求し続ける。
[ 2012年7月11日 ]
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