アイコン (株)長谷川材木店/事業停止

木材卸の(株)長谷川材木店(奈良県葛城市西室186、代表:長谷川徹雄)は7月31日、事後処理を関戸一考弁護士(電話06-6821-2051)に一任して、事業を停止した。
負債額は約2億円。

同社は、国産材を主力に外材も扱う木材卸業者であったが、不況で建築工事が大幅に減っており、受注低迷、焦付き散発により、今回の事態に至った。

同社の所在地である葛城市は吉野杉で知られるが、建築不況により、宮崎の綾杉、大分の日田杉、愛媛の檜など、木材価格が大幅に下がっている。更に円高と世界的不況から、外材価格が大幅に下がり、国産材産地や産地の木材商は窮地に立たされている。
愛媛県の木材組合では、1立、檜が1万円、スギが7000円と過去20年間で最も低価格の水準となっている。
 

[ 2012年8月 2日 ]
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