アイコン (株)石鍋商店/民事再生申請 福岡支店あり

葬儀用品卸 の(株)石鍋商店(埼玉県越谷市川柳町4-222-1、代表:石鍋秀樹)は10月1日、申請処理を高井章光弁護士(電話03-3519-7800)ほかに 一任して、東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行った。監督員には、相羽利昭弁護士(電話03-3356-5251)が選任されている。

負債額は約7億円。

同社は昭和5年創業の葬祭関連業者。葬儀社を顧客に、葬儀用の椅子テーブル、とうろう、ちょうちん、貸花環、造花、装飾、花環などのほか霊柩車も扱い、物流センターも擁していた。

破綻原因は、葬儀は少なくなったわけではないが、遺族が葬儀の簡素化や身内だけでの簡略化が進み、葬式にお金をかけなくなったことに起因している。同社は高齢化社会に向け葬儀数は増加の一途を辿るとして、全国各地に営業所や物流拠点を構えたが、不況も手伝い、こうした社会的な葬儀の流れに、借入負担が重く圧し掛かるようになり、今回の事態に至った。

民事再生は、当然葬儀を簡素にする人ばかりではなく、まだその主流はちゃんとした葬儀であり、可能と思われる。

同社の福岡支店は、福岡県太宰府市通古賀2丁目6-20にある。

[ 2012年10月 3日 ]
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