アイコン 高千穂電線(株)/自己破産へ 山梨工場あり

電線・加工線製造の高千穂電線(株)(埼玉県朝霞市浜崎1-2-10、代表:森岡政志)は10月1日事業停止、事後処理を野本彰弁護士(電話03-3213-1081)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約15億円。

同社は昭和28年3月設立の電線・電線加工線の製造業者。山梨県南アルプス市榎原713に山梨工場を構え、小ロット多品種生産を行い、家電用、自動車用、情報通信用などを、大手電線メーカーなどへ販売していた。

しかし、リーマン・ショック以降、銅価格の急落や需要減から億単位の赤字を露呈、その後も需要回復は鈍く、生産工場への借入れ負担やデリバティブ取引の損失金も加わり、これ以上支えきれず、今回に事態に至った。年商規模10億円。

[ 2012年10月 3日 ]
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