アイコン 桜島龍神露天風呂ふるさと観光ホテルの古里観光(株)(鹿児島市)/破産開始決定

温泉観光ホテルの古里観光(株)(鹿児島市古里町1076-1、代表:上村美智雄)は10月2日、鹿児島地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、鳥丸真人弁護士(電話099-225-0606)が選任されている。

負債額は約7億円。

同社は昭和10年創業の桜島の温泉観光ホテル。錦江湾を一望出来る奇岩を配置した海辺にある露天風呂の龍神露天風呂で有名な温泉旅館であった。

桜島を眺める鹿児島市は東洋のナポリと称せられるが、爆発を繰り返し、風向きによっては、鹿児島市街地も桜島も大変である。それでも、新幹線全面開通を見込んでホテルが鹿児島市内にいくらで建ち、今では関西から観光客が押し寄せている。しかし、観光資源が多い鹿児島市街地と異なり桜島地区は、フェリーで観光に出かける人は多いものの、宿泊する人たちは限られ、観光客増の鹿児島市街地に比べ、桜島地区の観光ホテルは苦戦している。
同ホテルは湯治場として昔から知られていて残念。
今後、古里地区経営など自治体や地元有志による事業継続が望まれる。
 

[ 2012年10月 4日 ]
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