アイコン (株)林(旧、㈱林文具店)/自己破産へ

明治11年創業の文具販売店(株)林(長野市長野東町142、代表:林俊幸)は10月9日事業停止、事後処理を佐藤芳嗣弁護士(電話0268-27-9349)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約13億円。

同社は長野県内有数の老舗文具販売業者(旧名:林文具店)。文具・オフィス家具・OA機器にも強く、官公庁など有力な顧客も有していた。しかし、昨今の官公庁の予算低減や少子化など全体的な需要低迷で、以前は35億円以上あった売上高が、その後店舗数を増加させたにもかかわらず、平成23年5月期には28億円台まで落ち、これまでリストラなど敢行してきたものの、これ以上支えきれず今回の事態に至った。

[ 2012年10月 9日 ]
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