アイコン 岩手県の大槌町漁業協同組合/自己破産申請

鮭の定置網漁の大槌町漁業協同組合(岩手県上閉伊郡大槌町安渡3-11-6、代表理事:倉澤重司)は10月5日、申請処理を菊池尚弁護士(電話019-653-5679)に一任して、盛岡地方裁判所へ自己破産申請した。

負債額は約15億円。

 同組合は昭和46年3月、地元漁業者の2億8622万5000円の出資により設立された鮭の定置網漁の協同組合。以前は、50億円以上の売上高を計上していたが、最近は世界中から格安の鮭が輸入され、売上高が10億円台まで落ち込み、過去の設備投資などから借入金も嵩み、債務超過状態で経営がなされていた。

昨年の東日本大震災では大打撃を受け、売上高は更に激減、膨大な債務超過状態では、国から震災復興の補助金獲得も難しく、一度組合を清算してから、組合を再結成する一環で今回の措置が取られた。

 

 

[ 2012年10月 9日 ]
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