同ホテルは１９６４年に旅館経営の丸玉観光（京都市下京区）＝２００５年解散＝が開設。１９６６年に隣接地に遊園地やプールなどの総合レジャー施設「紅葉パラダイス」を開設して人気を集めた。しかし、バブル崩壊後の集客減と設備投資に伴う借入金の増加が経営を圧迫し、平成１６年７月に関西・関東でパチンコ店を展開するジャパンレジャーサービス（株）（京都府京都市中京区烏丸二条下ル秋野々町５３１－４）に同社を売却した。

同社は、ジャパンレジャーサービス（株）を親会社としてこれまで旅館「びわ湖温泉紅葉」として営業していたが、建物の老朽化も進み、消費不況、東日本大震災における旅行自粛などの影響から売上高は低迷を続け、改装のための対費用効果もこのような状況では期待できず、廃業することを決定した。