アイコン 英国最大のスポーツ用品店JJBスポーツ/経営破綻

JJB

イングランド北西部・マンチェスター郊外の都市ウィガンに本拠拠を置くスポーツ用品販売大手の「JJBスポーツ」は、10月1日までに会社管理手続を申請し、管財人の管理下に置かれ経営破綻したことが明らかになった。

1971年に元サッカー選手で現サッカー・プレミアリーグ所属チーム「ウィガン」のオーナーでもあるデイブ・ウェラン氏により設立の同社は、スポーツシューズやスポーツウェアなどスポーツ用品の販売を主力に事業を展開し、1990年代にはイギリスで最大のスポーツ用品チェーンとなった。また、ロンドン証券取引所にも上場を果たし、最盛期には430店の店舗網を誇るなど事業を拡大していた。
しかし、リーマン・ショック後の景気低迷による個人消費の落ち込みや同業者との競争激化により業績が悪化、多額の借入債務が経営を圧迫、事業売却による生き残りを目指したが、一部の店舗やウェブサイト・ブランドの売却に留まり、結果として130店舗の閉鎖と2,200名の人員削減に至り経営破綻した。

日本でも不況やスポーツ用品量販店の台頭もあるが、福岡の三鷹や仙台のニューフレンドなど各種選手の利用が多かった店舗の破綻が相次いでいる。走る人は多くなったが、スポーツする人が減ったのかもしれない(不況で親が金を出せなくなった)。
 

[ 2012年10月29日 ]
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