アイコン サンユー(株)、光陽産業(株)/自己破産申請

旅館・ホ テル・病院向けリネンサプライ業のサンユー(株)(大阪市都島区片町2-8-1、代表:大石栄子)と関連でクリーニング工場の光陽産業(株)(同、代表: 濱口三生)は10月29日、申請処理を鎌田幸夫弁護士(電話06-6365-1132)ほかに一任して、大阪地方裁判所へ自己破産を申請した。

負債額はサンユー(株)が約29億円、光陽産業(株)が約12億円。

サンユー(株)は昭和47年8月設立されたリネンサプライ業者。全国のホテルチェーンや病院などを顧客に、布団、シーツ、白衣などのクリーニングやそれらのリースを行っていた。そのほかにも設備機器や家電品・消耗品のリースや販売も手掛けていた。

しかし、リーマン・ショック以降、旅館やホテル業界の稼働率が急悪化、同社は平成20年12月期には36億円台の売上高を計上していたが、平成23年期には24億円台の売上高まで落ち、過去の設備投資にともなう借入金が経営に重たく圧し掛かっていた。同社はこれ以上資金繰りを支えきれず、今回の事態に至った。

[ 2012年10月29日 ]
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