負債額は約32億円。

同社は、北海道電力の子会社として、平成１２年１１月に設立された重油発電のコージェネレーション事業者。大型のスーパーやホテル・病院などに重油発電及び熱供給システムを設置して、平成２４年３月期には約２０億円の売上高を計上していたが、原料となる重油が高騰し約１３億円の赤字を計上、会社分割し、現業部門を子会社に譲渡して、負債を抱える同社は会社清算手続きに入っていた。

当事業は、原油価格が高騰したことから、とっくの昔に行き詰っており、会社清算せず、まだ商売として動かしていたこと自体に問題がある。食用油の廃油でも燃料にしない限り、原油価格に左右され、原油高騰の中、採算は取れないことはいろいろな企業がこれまでに倒産や清算したことからも判明している事業である。