NPO法人ディジタル・コンテンツ・インスティテュート/破産
産学連携で日本の映像作品のデータ集積などを計画し、総務省などから補助を受けた NPO法人ディジタル・コンテンツ・インスティテュート」(東京都品川区上大崎2丁目13-20 高砂白金ビル302、理事長:太田直久(慶應義塾大学教授))は11月21日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。
負債額は約4億円。
同法人は2009年7月の設立で、大学教授らが理事を務め、デジタルコンテンツ関連の企業誘致や人材育成などの事業を計画していた。
総務省は09、10両年度に計1億9900万円の補助金を決定したが、同法人がシステム開発経費を過大計上していたなどとして実際の交付額は3400万円に大幅減額した。こうした背景から運転資金の調達が難しくなったという。同法人には東京都世田谷区も補助していた。これまでにこんな過大計上するなどインチキNPO法人にどれほどの税金が投入されたことだろう。負債だけで4億円もある。
<役員一覧>
理事長:太田直久(慶應義塾大学教授)
理事 :青山友紀(慶應義塾大学教授)、金子満(東京工科大学大学院教授)、佐藤一彦(立教大学教授)、吉田斉((株)ダンエンタープライズ代表取締役社長)
[ 2012年12月 4日 ]
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