アイコン ソフトウエア興業(株)/整理へ  倒産

家電メーカー向けソフト開発のソフト開発要員派遣のソフトウエア興業(株)(東京都千代田区神田須田町2-9-2、代表:岡田雅春)は1月7日、事後処理を林康司弁護士(電話03-6438-5511)に一任して、任意整理の準備に入った。

負債額は約180億円。


<社長、脱税で逮捕>過去のニュース
平成23年7月、東京地検は、1億1300万円を脱税したとして法人税法違反(脱税)容疑で、ソフトウエア興業前社長で実質オーナーの丸山三郎容疑者(64)を逮捕した。丸山三郎は、「老舗IT企業の豪腕経営者」「社内独裁者」「政界のタニマチ」などの異名で知られる。
丸山三郎は、(当時)野田佳彦財務相や仙谷官房長官ら与野党議員に献金をばら撒き、霞が関の官僚接待、周囲をあぜんとさせる派手な私生活、白昼堂々女を会社に連れ込むなどやりたい放題の経営者であったとされている。
家電メーカーへは、ソフト開発要員派遣において、勤務年数1年未満の社員を、勤務年数をごまかしベテラン社員として派遣し、利益を荒稼ぎしていたとされる。以上。

ソフトウエア興業(株)は、平成20年3月期は310億円の売上高を計上していたが、リーマン・ショックで売上高は大幅に下落、更に元代表で実質オーナーが、こうした脱税事件を起こしたことで家電メーカーの信用も失墜、受注が激減して今回の措置に至った。
  負債の殆どが金融負債であり、業績や財務内容を大きく水増しして、金融機関から膨大な借入れを起こし、その借入金が、丸山三郎の遊び金やばら撒き資金になっていたものと思われる。

[ 2013年1月 9日 ]
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