アイコン 九州乳業を阪神酒販グループ傘下で再々建へ 九州乳業は実質破綻 

みどりマザーランド、みどりの王国の投資など乱脈経営がたたり経営不振に陥り金 融機関から約99億円の債務免除を受け、経営再建途上の九州乳業は、経営不振から自力再建を断念、神戸市に本社を置く飲料や食品の製造や販売を行う阪神酒 販グループ(神戸市兵庫区湊町四丁目2-6、代表:檜垣周作)の支援を受け、新会社を設立して事業を行っていくことになった。
 九州乳業は、今後社名変更すると思われるが、負債管理会社となり、行く末は解散するものと思われる。

大分市に本社がある九州乳業は、グループ全体で約150億円の負債を抱え経営が厳しくなり、これまでに金融機関などに99億円余りの債権を放棄してもらうなどして経営再建を進めてきたが、依然、営業赤字が続いている。
こうした中、県庁で15日、江川清一社長が会見を開き、自力での再建を断念したことを発表した。
 その上で、神戸市に本社を置いて飲料や食品の製造・販売を行っている企業を中心とした「阪神酒販グループ」の支援で新会社を設立して、営業と販売を行い、牛乳の製造は新たに設置する事業協同組合に委託することを明らかにした。

新体制でのスタートは、本年4月1日を予定していて「阪神酒販グループ」の販路の活用や傘下の外食企業での需要で4年後の黒字化を目指すという。

約200人の従業員の雇用も原則確保され、「九州乳業」やブランド名の「みどり牛乳」
の名称も残されるということだが、金融機関などに新たに約28億円の債権放棄を求めるという。
阪神酒販グループは、関西や関東を中心に全国に販売網を持ち、雇用の維持や県内の酪農業者が生産する生乳を使ったブランドを維持していく。

九州乳業の株主の大分県は、経営につき要請もあり素人の江川氏を社長に送り込んでいたが、所詮官庁の人間、当初から旨くいくとは思われなかった。

国民・県民から集めた税金がまた消えていくが誰も責任を取らない、役所も農協も、幸せな国だ。

阪神酒販グループは、これまで飲食店関係などをM&Aを駆使して事業拡大させており、また、買収した常楽酒造を通じてF1のレッドブル・レーシングのオフィシャルサプライヤーにもなっている。結構、山っ気のある会社のようだ。

 

[ 2013年2月15日 ]
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