アイコン (株)マーベラスジャパン/破産開始決定

マーベラスアイスクリーム店展開の(株)マーベラスジャパン(広島県福山市曙町4-5-12、代表:伊藤慶太)は2月28日、広島地裁福山支部において、破産開始決定を受けた。破産管財人には、三谷浩二郎弁護士(電話084-973-4822)が選任されている。

負債額は約7億5千万円。
  自社製品のマーベラスアイスクリームが人気化して直営店やFC店を展開、一時は約70店舗も展開していたが、その後の不況や人気も冷め、不採算店が続出、閉鎖も相次ぎ、平成23年の年末には本社工場の稼動を停止していた。
 
  以前白い鯛焼きがビッグヒットしたが、今や全くその面影はない。しかし、白い鯛焼きはFC各店舗が材料を仕入れる方法により、元祖白い鯛焼き店及びFC本部(店主)は、加盟料500万円と毎月のコンサル料が入り、ボロ儲けして御殿を建てた。元祖は今でも細々と白い鯛焼き店の営業を続けているが、暇つぶしの様相である。
FC展開もやり方次第では、ボロ儲かりする。ただ、人気化したアイスクリームにしろ、白い鯛焼きにしろ、人気が冷め、潰れていくFC店がなんと多いことか。人気に関係なく客に定着する商売のFC店進出が望ましい。一番成功した事例では、ほっともっとのプレナスだろう。今や完全独立を果たし、元々の本部系のほっかほっか亭を大きくしのぐ売上高を計上している。

[ 2013年3月13日 ]
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