アイコン (有)島原南風楼(島原・福岡)/破産開始決定

元ホテル南風楼経営の(有)島原南風楼(福岡市中央区大名2-4-22、清算人:新宮浩平弁護士)は4月8日、福岡地裁より破産手続き開始決定を受けた。破産管財人には、福地正明弁護士(電話092-741-1236)が選任されている。

負債額は約3億5千万円。
明治41年創業の老舗の観光ホテル「ホテル南風楼」(客室数89室、収容人数400人)は、雲仙普賢岳の火山爆発終息後、島原市全体が観光化して売上高も好調であったが、そのほとぼりも冷め、客数が減ると同ホテルは経営不振に陥った。平成18年3月には会社を分割して、(有)島原南風楼がホテル事業を継承した。
しかし、長引く不況に客足が伸びず事業を引き次いだ同社も再び経営難に陥り、新会社(株)ホテル南風楼を設立して、ホテル事業を新会社に譲渡、(有)島原南風楼は、負債管理会社となり、住所も島原市から福岡市に移し、今回最終処理を行った。
ホテル南風楼は現在、(株)ホテル南風楼により経営されている。
 金融機関と地元有力者のご加護があったのであろう。諺では3度目もありうる。

[ 2013年4月23日 ]
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