アイコン ユニクロのファーストリテイルリング/中間決算 大増収増益 初の1,000億円の純利

1、[国内ユニクロ事業]
国内ユニクロ事業の当第2四半期連結累計期間の売上収益は4,545億円(同12.1%増)、営業利益は894億円(同24.7%増)。
店舗数は、814店舗(フランチャイズ店28店舗除く)と、前年同期末比18店舗減少。ただし、このうち9店舗は直営店からフランチャイズ店に転換したもの。

2、[海外ユニクロ事業]
海外ユニクロ事業の当第2四半期連結累計期間の売上収益は3,455億円(同48.9%増)、営業利益は428億円(同63.2%増)と、計画を上回る大幅な増収増益になった。為替の影響を除いた現地通貨ベースでも、計画を上回る増収増益となった。海外ユニクロ事業全体の2月期末の店舗数は716店舗、前年同期末比182店舗増となった。

海外エリア別の業績動向としては、
(1)グレーターチャイナ(中国・香港・台湾)及び韓国が計画を上回る大幅な増収増益を達成した。
(2)東南アジア地区(シンガポール・マレーシア・タイ・フィリピン・インドネシア)は、ほぼ計画通りの増収増益を達成した。
(3)欧州(英国・フランス・ロシア・ドイツ)は、ほぼ計画通りの増収増益を達成した。
(4)オーストラリアは、初の春夏商売により販売が苦戦、赤字となった。
(5)米国では、2月期末の店舗数が前年同期末比22店舗増の39店舗と出店ペースを加速したこと、秋冬販売の下振れによる粗利益率低下により、業績は計画を下回り、赤字幅が拡大した。

3、[グローバルブランド事業]
グローバルブランド事業の当第2四半期連結累計期間の売上収益は1,482億円(同18.3%増)、営業利益は117億円(同23.4%増)と、計画通りの増収増益になった。
(1)ジーユー事業は、計画を上回る増収増益を達成した。スカート、ニット、冬物アウターといったキャンペーン商品の販売が好調だったこと、ジーユーベーシックといった新しいカテゴリーの商品も順調に推移したことから、既存店売上高は増収となった。
(2)セオリー事業とコントワー・デ・コトニエ事業は、上期では計画を下回り、若干の減益。
(3)プリンセス タム・タム事業は、計画通り前年並みの業績となった。
(4)J Brand事業は、計画を下回り、赤字幅が若干拡大した。

以上、
景気低迷の欧州では計画通り増収増益となったとしているが、フラッシング的にも影響力が大きく大票田で景気回復中のアメリカではまだ時間がかかっているようだ。

連結/百万円
売上高
営業利益
税前利益
当期利益
14年8月期Q2
764,377
107,030
110,562
70,811
15年8月期Q2
949,684
150,077
163,666
110,971
15/14
24.2%
40.2%
48.0%
56.7%
15月8期予想
1,650,000
200,000
211,500
130,000
15期予想/14期
19.3%
53.4%
56.1%
74.4%
14年8月期
1,382,935
130,402
135,470
74,546
13年8月期
1,143,003
132,920
148,979
90,377
11年8月期
928,669
126,450
125,212
71,654

 

[ 2015年4月10日 ]
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