スーパーゼネコンの大林組/3月決算予想 上方修正 純益3割増へ
同社は、完成工事高の増加に伴う完成工事総利益の増加や、大型不動産の売却に伴う不動産事業総利益の増加などから、前回予想より89億円増加する見込み。
また、完成工事利益率は5.4%(建築4.4%・土木9.1%)となる見込み。(前回発表時の見通しは5.4%(建築4.5%・土木8.5%))
経常利益及び当期純利益については、営業利益の増加に加え、円安進行により為替差益が約46億円発生したことなどから、経常利益は前回予想より151億円増加する見込み。
一方、当期純利益は法人税率引下げに関連する法律が公布されたことに伴い、繰延税金資産を約53億円取り崩したことなどから、前回予想より24億円の増加にとどまる見込みとし、これまでの決算予想数値を大幅に上方修正した。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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15年3月期前回予想
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1,700,000
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35,000
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39,000
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23,000
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15年3月期今回予想
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1,770,000
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48,000
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60,000
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28,000
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今回予想/前回
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4.1%
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37.1%
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53.8%
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21.7%
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14年3月期実績
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1,612,756
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31,991
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40,135
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21,627
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14年予想/13年比
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9.8%
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50.0%
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49.5%
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29.5%
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13年3月期実績
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1,448,305
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35,153
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44,690
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13,195
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12年3月期実績
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1,245,772
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31,145
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35,241
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5,142
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[ 2015年4月15日 ]
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