アイコン 京セラ/3月決算 大増益だが・・・

同社のデジタルコンシュマ機器市場はスマホの需要が伸び、また自動車市場は米国や中国を中心に需要が拡大した。一方、太陽電池市場は住宅用が導入支援補助金終了、電力会社による系統接続保留の大問題の影響をうけ、成長率は大幅に鈍化した。
同社は、既存事業の売り上げ拡大に向け、国内外で生産能力を増強させ、新市場の開拓に努めた。
部品事業は、自動車関連、スマホ、通信インフラ、各種産業機器市場を中心に売上高が増加した。

機器事業は、新製品投入や新規顧客開拓等により海外市場で売り上げを伸ばすことができた。結果、売上高は過去最高を更新した。
利益は、増収や原価低減効果によりファインセラミック部品関連事業(太陽電池等)や半導体部品関連事業、電子デバイス関連事業、情報関連機器事業が増益となった。しかし、ファインセラミック応用品関連事業および通信機器関連事業において、資産評価の見直しに伴う損失計上したこと等により、営業利益は▲22.5%の大幅減となった。

当期利益については、税制改正に伴う繰延税金資産および負債の評価替え等により約363億円の利益押し上げ効果があったとしている。
平均為替レートは対米ドル110円(前期100円)、対ユーロ139円(前期134円)。
なお、今期については、スマホや通信基地局向けなどの情報通信市場や生産台数増と安全・環境性能向上用の各種電子部品・デバイスの需要が共に伸びるとする一方、環境・エネルギー市場は、太陽電池が縮小、HEMSや蓄電システムの需要は引き続き伸びるとしている。
以上、

稲盛さんは世間が狭い自民党から相当嫌われてしまっているようだ。

連結/百万円
売上高  
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期
1,190,870
97,675
114,893
79,357
13年3月期
1,280,054
76,926
101,363
66,473
14年3月期
1,447,369
120,582
146,268
88,756
15年3月期
1,526,536
93,428
121,862
115,875
15期/14期比
5.5%
-22.5%
-16.7%
30.6%
16年3月期予想
1,600,000
160,000
184,000
120,000
16期予/15期比
4.8%
71.3%
51.0%
3.6%
[ 2015年4月28日 ]
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