アイコン 民放大手5社 フジの不振続く アベノミクス効果享受できず

フジテレビ在京民放5社の2015年3月期決算が14日、出そろった。
「アベノミクス」の恩恵で業界全体の広告収入は堅調で、高視聴率を支えに日本テレビが好業績をあげた。一方、フジは不振の野壷に嵌ってしまったまま。
フジの3月期の放送事業の売上高は前期比▲1.4%減の3,419億円で、営業利益は同比▲26.6%減の133億円となった(フジ全体の売上高は前期比0.2%増の6,433億円、営業利益は同比▲18.7%減の256億円)。主力の地上波テレビで視聴率がさえず、広告収入も減少傾向が続いている。

日テレの売上高は6.1%増の3,624億円で、▲1.8%減った東京放送(TBS)ホールディングスを抜いた。
日テレは地上波で4年度続けて「全日帯(午前6時~翌日午前0時)」の平均視聴率トップ。
ネット有料動画配信サービス「Hulu(フールー)」の会員を増やす投資にも意欲的で、16年3月期も増収増益を狙う。
 以上、朝日新聞参考

安倍さんをこよなく愛するフジサンケイグループ、当のアベノミクスでは蚊帳の外のようだ。

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フジグループの放送事業の売上高内訳
㈱フジテレビジョン
売上高/百万円
前期比%
放送事業収入
263,114
-1.1
 (1)放送収入
231,121
-0.9
    ネットタイム
106,379
-2.2
    ローカルタイム
15,200
3.3
    スポット
109,541
-0.3
 (2)その他放送事業収入
31,993
-2.3
   番組販売収入
18,253
-0.4
   その他
13,739
-4.9
その他事業収入
46,897
-7.6
小 計
310,012
-2.2
㈱ビーエスフジ
15,225
10.2
㈱ニッポン放送
18,753
2.1
セグメント内消去
-2,065
 
放送事業の売上高合計
341,925
-1.4
放送事業の営業利益
13,331
-26.6
[ 2015年5月15日 ]
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