アイコン 日本ピュアウォーター(株)/自己破産へ

業務用浄水処理装置販売及び設置工事の日本ピュアウォーター(株)(石川県金沢市駅西本町1-1-34、代表:種本弘晃)は6月1日、事後処理を押野毅弁護士(電話076-234-7870)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約14億円。

同社は、当時実質三井物産傘下のアクアクララジャパンが2004年11月負債額約122億円で民事再生法を申請して経営破たんしたことにより約2億円の焦げ付きが発生した。アクアクララジャパンはレモンガスがスポンサーとなり再建され現在のアクアクララに。同社はミネラルウォーター販売会社向けにRO水の製造プラントなどの工事を請け負ってきた。規模を縮小させながら営業強化をはかり、最近では東日本大震災におけるフクシマ原発の大爆発により受注が急拡大、2013年4月期には約16億円の売上高まで回復した。しかし、その後は消費不況もあり、再び受注が減少していた。14年期にはこれまでに積もっていた不良債権の処理も行ったことから財務体質を悪化させ、金融機関の支援も受けられず、今回の事態に至った。

 

[ 2015年6月 2日 ]
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