アイコン 映画「佐賀のがばいばあちゃん」の(株)ジョリー・ロジャー(東京)/破産開始決定 代表:大橋孝史氏

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映画「細菌列島」「がばいばあちゃん」製作の(株)ジョリー・ロジャー(東京都千代田区神田佐久間町3-38、代表:大橋孝史)は9月27日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、太田大三弁護士(電話03-3212-2541)が選任されている。

同社は、平成19年に映画プロデューサーとして『父と暮せば』『火垂るの墓』などを手掛けた大橋孝史により設立された日本映画・テレビドラマ・舞台の製作・企画・制作・宣伝のほか、映画配給・音楽製作・レコードレーベル・アニメ制作・国内番組販売・海外番組販売およびタレント・俳優・歌手のマネージメント会社。

映画「細菌列島」や「島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん」のほか、アニメ、プロモーションビデオの制作などにあたり、平成22年12月期には約5億円の売上高を計上していた。

しかし、平成22年4月に負債額2億2千万円を抱え破産した(株)トルネード・フィルムに焦付き、さらに同年11月には破産した(株)エースデュースにも焦付き、資金繰りを悪化させ、その後は仕事はこなすもののヒット作はなく、経営不振に陥っていた。そうした中、本年7月に債権者から破産を申し立てられ、今回の事態に至った。

 

なお、ウィキには次のように掲載されている。

(株)ジョリー・ロジャーは、『ウォーリアー&ウルフ』、『島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん』、『コトバのない冬』、『Beauty うつくしいもの』、『40歳問題』、『放送禁止1』『放送禁止2』、『TSY〜タイムスリップヤンキー』、『ラブポリス〜ニート達の挽歌』、『ミステイクン』、『五日市物語』などの映画を配給。

また、『湾岸ミッドナイト』『GOTH』『キャプテン』『ブラブラバンバン』『つむじ風食堂の夜』、『子猫の涙』、『忍道-SHINOBIDO-』などの映画を製作。ビデオドラマ、グラビア、プロモーションビデオの制作は400タイトル以上。合計500タイトル以上を自社で制作してきた。

テレビドラマ『鉄道むすめ』の制作を機に、『2ちゃんねるの呪い 新劇場版』、『骨壷』、『×ゲーム』、『×ゲーム2』、『こっくりさん 劇場版』、『忍道-SHINOBIDO-』、『ひとりかくれんぼ 新劇場版』、『恋人は透明人間(舞台)』とAKB48メンバー出演作品を手がけている。

他、俳優マネージメント部門、音楽部門も設立する等の業務も展開する。 近年では『FAIRY TALE』『家庭教師ヒットマンREBORN!』の主題歌を担当する+Plus、各テレビメディアで活躍する大所帯アイドル軍団セクシー☆オールシスターズをプロデュース。『少女飛行』で2011年5月16日付オリコン1位となったぱすぽ☆をインディーズ時代プロデュース。2012年は、鉄道をコンセプトにした中高生アイドルステーション♪、韓国ファン育成アーティストK-produceが始動している。

その他に、2011年12月オープンした秋葉原のアイドル育成ビル「神タワー」(イベントスペース・美容院)をプロデュース&運営している。

2012年4月より、山梨県活性化アイドル「ぶどう党」をプロデュース。同年7月より、ニコニコ動画公式チャンネル「ほらーちゃんねる」「ネ申ちゃんねる」を開設する。

なお、代表の大橋孝史の悪名は業界内外でも高く、柳下毅一郎著「皆殺し映画通信 天下御免」(株式会社カンゼン刊)の巻末に掲載されている映画監督、古澤健との対談では「とにかく未払。『未払 大橋』で検索するとたぶん出てくると思う」と痛罵されるほどの未払い金の多さは異常である。

また、作家の山口敏太郎も自身の動画マガジンで大橋およびジョリーロジャー社の未払い金について厳しく言及している。

以上。

 

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[ 2016年9月29日 ]

 

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