消費者庁は26日、ベビー用品大手のアップリカ・チルドレンズプロダクツ(大阪市中央区島之内 1-13-13)が、「シートの通気性抜群」と宣伝したベビーカーは、実際は通気性が全くなく景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、再発防止などを 求める措置命令を出した。

対象商品は3月に発売した「AirRia(エアリア)」。通気性が高い特殊素材のクッションをシートに使用し、育児雑誌の広告などで「通気性は従来のウレタン製の約11倍。シートがむれない」とうたっていたが、専門機関の検査で全く通気性が認められなかった。

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