AFPは、新たな万能細胞「STAP」は、移植用の細胞組織を研 究室で培養する方法に「大変革をもたらす」方法となる可能性がある。英科学誌ネイチャーに掲載されたこの研究は、胚性幹細胞(ES細胞)、人工多能性幹細 胞(iPS細胞)に続き、幹細胞研究において第3の大きな進展となる可能性がある。この新たな方法を用いれば、幹細胞研究におけるコストと技術のハードル が大きく下がるかもしれないと報じている。

万能細胞「STAP」は、生まれたばかりのマウスの白血球を酸性の溶液に25分浸した後、5分間遠心分離機にかけ、7日間培養することで、この細胞は多能性細胞に戻った。

STAP(刺激惹起性多能性獲得)細胞と命名されたこの細胞は、新しい境地を開く画期的な発見になるかもしれない。
これまで、環境要因だけで細胞の状態を初期化する方法は、植物の細胞でのみ発見されており、ほ乳類の細胞では発見されていなかった。
ただ、STAP細胞は自己複製能力に限界があるとみられる。また、ヒトの細胞からでもつくりだせるかどうかはまだ分かっておらず、ヒト細胞への適用の研究はまだ先になる見込み。
以上。

すでに、共同研究の米ハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授らは、STAP細胞を用い、2011年からサルでの実験に取り掛かっているといい、当研究の成果がいつ完成していたのか不明な点もある。
バカンティ教授がノーベル賞をあせったのかもしれないが、発案と基本ベースの研究は小保方晴子女史の成果であることに変わりない。もし、サルでの試験が成功すれば、ヒト細胞の成功は時間の問題だけとなり、その成果により即、ノーベル賞ものだろう。
小保方晴子女史は30歳台でノーベル賞の受賞者になる可能性がある。ただ、受賞したとしても、白人社会のノーベル賞であり、iPS山中教授同様共同受賞となるだろう。受賞前提はあくまでヒト細胞での有効性である。