大正年間創業で赤湯温泉の旅館(株)いきかえりの宿滝波(山形県南陽市赤湯3005、代表:須藤清市)は4月18日、申請処理を後藤孝典弁護士(電話03-3591-7377)に一任して、山形地方裁判所へ民事再生法の適用申請をした。監督員には、伊藤三之弁護士(電話023-633-7860)が選任されている。

負債額は約9億円。

同社は不景気で集客不測が長らく続き経営不振に陥り、すでに会社分割、新会社に旅館の営業権を譲渡、清算するのみとなっていた。

新会社でいきかえりの宿滝波は営業中。