米アップルは28日、音楽配信・オーディオ関連製品のビーツを約30億ドルで買収すると発表した。
急成長する音楽配信市場での地盤を強化する。ビーツのヘッドフォンは、若者を中心に人気がある。
アップルは、ヘッドフォン製造の「ビーツ・エレクトロニクス」と、音楽ストリーミング・サービスの「ビーツ・ミュージック」を約30億ドルで買収、26億ドルをキャッシュで、4億ドルをAppleの株式で支払う。

ビーツの共同創業者、ジミー・アイボン氏とカリスマプロデューサーでラッパーのドクター・ドレ氏をアップルに迎え入れる。買収は第4・四半期に完了する予定としている。
音楽配信では、インターネットラジオのパンドラ・メディアやスポティファイが先行している。
アップルは8ヶ月前に「iTunesラジオ」で参入したが、期待したほど成果をあげられていなかった。


アップル ビーツエレクトロニクス