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待機児童の解消を図るため、小規模の保育所でも一定の条件を満たせば認可を受け、認可保育所に準じて補助金などが受けられる制度が始まる。
福岡市では、この制度を活用した保育所が4月から36ヶ所開設されることになる。
この制度は、待機児童の解消に向け、4月から国が始めるもので、対象になるのは定員19人以下、2歳までの子どもを預かることが出来る小規模の保育所。

1、卒園した3歳以上のこどもの受け入れなどで協力する認可保育所や、幼稚園などの連携施設を確保すること

2、保育に携わる一定数以上を、保育士の資格を持つ人にすること
などの要件を満たせば認可を受けて、認可保育所と同じ補助金を受けることができ、利用料金も同じ設定になる。

福岡市は、この制度を活用して既存の認可外保育所を改修したり新たに開設したりして、市内で36の保育所が設置されることになり、601人分の受け入れ枠を整備する。

福岡市の昨年10月時点の待機児童の数は477人だが、希望の保育園に空きがなく、入所しなかった未入所児童も含めると2151人に上っていて、受入先の拡大や、利用する親の負担軽減につながるものと期待されている。

受付は、各区「保健福祉センター(福祉事務所)子育て支援課」

増加する小規模保育所36ヶ所の一覧
http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/47037/1/shoukibotouchirasi.pdf