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韓国のサムスン電子は29日、昨年10~12月期決算の確報値を発表した。
本業の儲けを示す営業利益は、前期比30.2%増の5兆2900億ウォン(約5,700億円)だった。
ただ、前年同期比では▲36.4%減となった。減益は3年ぶり。
売上高は、前期比11.1%増の52兆7300億ウォン。前年同期比では▲11.0%減少した。

当四半期は、年末商戦の期間であり、前年同期比で見る必要がある。
半導体は伸びており、2兆7千億ウォンの利益と4年ぶりの高水準だった。サーバーやiPhoneに使用されるメモリー半導体が好調のほか、システム半導体の売り上げが改善した。

ただ、肝心のスマホ部門の営業利益は、前年同期比▲64%減の1兆9,600億ウォンに止まった。減益は5四半期連続。
ノート4という製品を持ちながら、プレミアム市場でのアップル優位が決定的になりつつあり、大量販売の中国の中低価格帯での中国勢の台頭やインドにおけるインド勢の台頭に苦戦をしいられている。
なお、サムスンは、スマホの販売台数は今回発表していない。