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世界新記録 気球が佐賀1月25日早朝、米国人男性トロイ・ブラッドリーさん(50)とサブパイロットのロシア 人レオニード・チュクチャエフさん(58)を乗せて、佐賀市のバルーンフェスタ会場から飛び立ち、約1週間かけて太平洋を横断したガス気球(ヘリウムガ ス)が1月31日、メキシコ沖の海上に無事着水したとAP通信などが報じた。
6日間と16時間以上で1万690キロ以上を飛行しており、ガス気球による飛行距離と滞空時間で世界記録を更新し、ギネスブックにも掲載されることになった。

現地時間の31日午前7時、ブラッドリーさんらが乗った気球が、メキシコ西部バハカリフォルニアスル州沖に着水した。

2人の無事が確認されると、米ニューメキシコ州で飛行を支援していたチームのメンバーは抱き合って喜んだ。
出発には佐賀市民らが午前5時の早朝にもかかわらず、約500人が見送っていた。

太平洋戦争中は、日本から気球に爆弾を取り付け偏西風に乗せアメリカで爆発させていたが、今では平和の使者(アメリカ人とロシア人の2人)がアメリカに舞い降りた。