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ロケットアメリカのローズ次官補が韓国に1月末訪問、韓国の外交部や国防部の幹部らと「終末高高度防衛ミサイル「サード (THAAD)」の韓半島への配備について話しあった」とされる。しかし、韓国国防部の報道官は、「サードをめぐっては、まだアメリカ側が決定した事項が なく、韓国側に協議の要請も来ていない。サードについての議論は行われない」と述べ、開発する自国産のミサイル防衛システムをあくまで追求していくとして いた。(短距離しか造れないことから、中国の脅威にはならない)

アメリカの終末高高度防衛ミサイル「サード(THAAD)」の韓半島への配備について、レーダーの最大探知距離がイージス艦より短い約600キロのものを配備する方向で検討していることがわかったとKBS放送が報道している。政府消息筋が23日明らかにしたものという。

これまで検討されていたレーダーは、最大探知距離が2000キロあまりで、中国内陸の弾道ミサイルの発射状況を監視できるということで、中国の習近平主席自ら韓国に反発したとされる。
探知距離が600キロのレーダーは、北韓だけが探知範囲内に入る。

サードの高性能Xバンドレーダーには、日本に配備されている2000キロあまりの探知距離の長い前進配備用のレーダーと、終末段階での迎撃用の1000キロ以下のレーダーがある。
(韓国の)政府と軍当局は、サードの配備をめぐる協議が公式に行なわれれば、こうした内容を中国側に説明する方針で、この消息筋は、「探知距離が短く、レーダーの方向も北韓に向けて固定するため、中国は反発を続けることはできないだろう」と話している。

日米韓の軍事同盟の中で、韓国にTHAADミサイルを配置する構想は北朝鮮どころか、南シナ海で領土拡張を続ける中国をけん制するため、アメリカが配置を狙ったもの。しかし、韓国では、宗主国様のご理解が取れないとして、THAADミサイル配置を国内ではしない方針の発表し続けていた。こうしたことからアメリカも韓国様に百歩折れ、短距離THAADの設置を逆提案したのだろう。まずは、韓国もアメリカも顔が立つ。
韓国は、何事も宗主国様の了解が必要なようだ。