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熊本県は25日、玉名市大浜町の水産会社「生田水産」に対し、中国産と韓国産のアサリを「熊本産」と表示して販売していたとして、不適正な表示を改めるよう指示した。

生田水産は、平成24年11月から25年10月までの1年間、中国産と韓国産のアサリ3,545トンを「熊本産」と表示して、九州の卸売業者に販売していたという。
熊本県では、JAS法に違反するとして、生田水産に対し、不適正な表示を改め再発防止を徹底するよう指示した。
生田水産は、中国・韓国産より1キロあたり20円ほど高い約310円で販売しており、1年間で11億円を売り上げた計算になるという。
生田水産のアサリが、関東地方で小売販売され、国が抜き取り調査してDNAを調べたところ、中国や韓国原産のアサリだとわかり、調査の結果、偽装表示が分かったという。
県の調査に対し、生田水産の生田秀幸代表取締役は「従業員を養うためだった」と偽装を認めているという。
熊本県によると、アサリの産地偽装が発覚したのは県内では今回で8例目という。
以上、

従業員を養うためだったとの理由は、理由にならない。それも大量だ。自らの懐を潤させていたのだろう。今回発覚したことから、取引先の信用をなくし、会社自体が取り返しのつかないようになる可能性もある。従業員のためならば、まじめにコツコツやるしかない。