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CDレンタルや販売の店舗展開の松早商事(株)(長崎市元船町11-14、代表清算人:浦川宏二)は2月17日、長崎地方裁判所において、特別清算の開始決定を受けた。

負債額は約19億円。

1883年創業の旧松早グループは、バブル時代にリゾートホテルのルネッサンス伊王島開発を行い大失敗、2010年2月再建のためリゾートホテル・ガソリンスタンド、コンビニ、CDレンタル店、吉野家などの事業を解体、売却させられていた。

松早商事は、運営していたフランチャイズ事業部門を長崎バスグループに事業譲渡。『マツハヤグループ』の運営事業部門は、ドコモ事業部門、ファミリーマート事業部門に特化し、「マツハヤコーポレーション株式会社」一社にて運営している。

引き継いだ店舗は長崎自動車が設立した(株)COCOアドバンスが経営している。

ルネッサンス伊王島は、今では伊王島大橋が造られ陸地とつながり、その後も長崎市による膨大な整備費投入が継続して行われている。

 松早グループも融資先であった親和銀行もともに実質なくなっている。名前さえなくなりつつある。