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兵庫県警捜査2課は26日、神戸市発注の道路工事の入札をめぐり業者に価格情 報を漏らしたとして、官製談合防止法違反と公契約関係入札妨害の疑いで、神戸市みなと総局技術部臨海整備事務所の係長、大西正人容疑者(58)を逮捕し、 公契約関係入札妨害の疑いで工事落札業者の神大建設(兵庫県神戸市灘区摩耶埠頭摩耶業務センタービル413号)の元社長、平沢健二容疑者(63)と、協和 道路(大阪市鶴見区今津北2-3-26)の元営業部長、小井戸宏満容疑者(60)を逮捕した。
 大西容疑者の逮捕容疑は、同部工務第1課の係長だった2013年1月、神戸市東灘区の道路かさ上げ工事の一般競争入札をめぐり、最低制限価格の算出根拠となる工事費などを、小井戸容疑者を通じて平沢容疑者に教えた疑いがもたれている。

3人とも「間違いありません」と容疑を認めているという。
 入札には、計23社が参加し、神大建設など2社が最低制限価格と同額の3,615万7900円で応札。くじ引きで同社が落札した。
大西容疑者は当時、土木工事に関して設計や調査を行う立場だったという。
 県警は26日夜、3人の自宅や両社を家宅捜索。3人の関係や価格漏えいの見返りに金品の授受などがなかったかを調べる。
以上、

両社とも今後国交省など官庁からの指名停止は免れない。