sponsored

ビール各社が力を入れている「ノンアルコールビール」で、国内シェア1位のサントリー ビールの親会社が2位のアサヒビールの主力商品「ドライゼロ」について、「自社が持つ糖質などを一定の範囲にしたノンアルコールビールの特許権を侵害して いる」と主張して製造や販売の差し止めなどを求める裁判を起こした。

これに対しアサヒビールは「サントリーの特許権は無効だと考えていて、裁判で主張していく」としていて10日、東京地方裁判所で始まる裁判で争う姿勢を示した。

サントリービールの親会社、サントリーホールディングスが裁判の対象としたのはアサヒビールのノンアルコールビールの主力商品「ドライゼロ」です。

サントリービールの親会社、サントリーホールディングスが裁判の対象としたのはアサヒビールのノンアルコールビールの主力商品「ドライゼロ」です。

訴ったえによると、サントリーは「糖質やエキス分などを一定の範囲にしたノンアルコールビール」を開発し、一昨年10月に特許権を取得したが、「ドライゼロ」がこの特許を侵害していると主張している。
サントリーは当初、話し合いによる解決を求めたが、意見が対立したといい、1月、東京地方裁判所に訴えを起こし「ドライゼロ」の製造や販売の差し止めなどを求めた。

ビール市場が縮小傾向にあるなか、ビール各社は女性や若者などに購入層が広がり、近年売り上げが伸びているノンアルコールビールに力を入れていて、各社の決算によると、昨年の売上高は、サントリービールがトップの720万ケースで、2位のアサヒビールが「ドライゼロ」のヒットで630万ケースと追い上げている。
こうしたなか、大手2社の間で始まる裁判は、結果によってはノンアルコールビールのシェア争いにも影響を与える可能性がある。
以上、

アサヒは、サントリーの特許を無効とするならば、その無効を特許庁に先に申請すべきだろう。