パチンコＣＲ銀河鉄道のマルホン工業（株）（愛知県春日井市桃山町１－１２７、代表：和泉靖）は１２日、申請処理を寺本吉男弁護士（電話０３－５２５０－３９２１）ほかに一任して、名古屋地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行った。

負債額は約１００億円。

 同社は１９４９年（昭和２４年）創業のパチンコ機器メーカー。売り上げピークの２００２年６月期には約３３６億円の売上高を計上していた。しかし、長引く不況やクレジット規制などによるパチンコからの客離れから、パチンコ業界が不振に陥り、また、同社は大きなヒット作のパチンコ・パチスロ機になく、売上高も６０億円台まで減じていた。

新規機種の開発資金も多額に及び今回の事態に至った。