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米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は12日、英製薬グラクソ・スミスクライン(GSK)が、虚偽の広告で市場シェアを拡大しようとしているとして同社を提訴した。

J&J子会社のマクニールPPCとマクニール・コンシューマー・ヘルスケアは、マンハッタンの連邦地裁で訴えを起こした。
これによると、GSKはアレルギー症状が増える季節を前に抗アレルギー点鼻薬「フルナーゼ」の効用に関し虚偽の宣伝をし、J&J子会社のマクニールの「ベナドリル」と「タイレノール」の売り上げに影響が出たという。

訴状によると、同社のテレビコマーシャルでは、フルナーゼが「ナンバーワン」のアレルギー薬を上回るとうたっているが、その薬品の名前は特定していない。
さらに、アレルギーの6つの症状を抑えると説明しているが、研究による実証はされていないという。
以上、

米国では比較広告が許可されており、こうした問題は数多く発生しているが、医薬品の巨大企業同士が法廷に立つとは珍しい。
世界の家電業界を席巻している韓国のサムスンとLGも、見本市で展示中のサムスン製洗濯機のドアが、LGの社長によって壊された・簡単に壊われた問題で訴訟沙汰になっている。