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大塚家具は27日株主総会を開催。大塚久美子社長ら取締役10人を選任する会社提案など4つの会社議案を賛成多数で可決した。
一方、大塚勝久会長が求めた自身を含む取締役10人選任など計2つの株主提案はすべて反対多数で否決した。
結果として、父娘間の経営権を巡る委任状争いは社長側に軍配が上がった。

親の熱血を継ぐ久美子社長、社内では殆どが会長についていたことから、社内では、特にこうした幹部の大粛清が吹き荒れるものと見られる。
家具業界そのものが難しい商売となっている今、久美子社長の今後の手腕が問われるものとなる。

経営が苦しい時のオーナーの底力は計り知れないものがあるが、株主たちはそれを拒否したようだ。