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日銀が21日発表した4月の主要銀行貸し出し動向アンケート調査によると、2015年1~3月期の資金需要の強弱を示す指数(判断DI)は、企業向けが前回1月調査比5ポイント低下のプラス1となった。
業績回復に伴う資金繰り改善などを要因に、プラス幅が1年ぶりに縮小したが、一方、設備投資などの大きな需要が減っていることも意味する。
個人向けは▲3ポイント低下のプラス5。プラス幅の縮小は3四半期ぶり。

今後3ヶ月間の資金需要に関する先行きDIは、企業がゼロ、個人がプラス1と、さらに鈍化する見通し。

1、 過去3ヶ月間において、「企業向け」、「地公体等向け」、「個人向け」の資金需要がどのように変化、したか。
過去3ヶ月間
資金需要判断
前回
DI
企業向け
1
6
地公体向け
4
-1
個人向け
5
8
地公体向けは年度末の3月にいったん返済し、4月すぐ借りる転がしで、地公体の借金は増加する一方。
過去3ヶ月間
製造業
資金需要判断
前回
DI
大企業向け
0
3
中堅企業向け
-1
2
中小企業向け
-3
3
過去3ヶ月間
非製造業
資金需要判断
前回
DI
大企業向け
-1
4
中堅企業向け
1
3
中小企業向け
1
4
過去3ヶ月間
個人向けローン
資金需要判断
前回
DI
住宅ローン
3
4
消費者ローン
7
1
 
2、<今後3ヶ月間>
今後3ヶ月間
資金需要判断
前回
DI
 
企業向け
0
3
地公体向け
-1
-1
個人向け
1
0