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東証マザーズ上場のバイオベンチャー、アキュセラ・インクは2日、創業者で前最高経営責任者(CEO)の窪田良ファウンダー兼会長が1日付で会長、社長兼CEOに復帰したと発表した。

 社長のオカラガン氏と取締役会は、窪田氏を業務上の役職から外そうとしていた。これに対し、窪田氏と大株主のSBIホールディングスが反発。5月1日に臨時株主総会と取締役会が開かれ、オカラガン氏の解任と窪田氏のCEO復帰が決まった。
 窪田 良氏1991年(平3年)慶大医卒。02年アキュセラ・インク創業。14年12月まで最高経営責任者(CEO)。兵庫県出身。48歳

経過、

主要株主のSBIから臨時株主総会の要請を受け、臨時株主総会が5月1日シアトル本社で開催された。その結果、下記4名の解任が決議され、補充の4人が新たに取締役となった。
1、取締役解任の件
ピーター・A・クレセル
グレン・Y・サトウ
マイケル・T・シュツラー
ブライアン・オカラガン

2、解任決議後の欠員補充取締役選任の件
北尾吉孝
三田四郎
中村栄作
ロバート・タケウチ

新経営陣は、引き続き、同社の基盤技術である視覚サイクルモジュレーション技術(眼疾患対策技術)にかかる共同研究と開発に取り組むとしている。