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東芝は23日、グループ会社であるランディス・ギ ア社(L+G社、本部スイス、スマートメーターで先駆)が、フィンランドの大手電気事業者であるヘレン社(HELEN社)向けに、北欧初となる周波数調整 用の大型蓄電池システムを受注したと発表した。2016年春に運転開始予定。

今回の受注は、約1万回以上の充放電が可能な長寿 命、高い安全性、低温動作など当社製リチウムイオン二次電池「SCiB(TM)」が持つ優れた特性に加え、イタリアの送電会社テルナ社の関連会社テルナ・ ストレージや英国シェフィールド大学など欧州における納入実績が評価され受注に至った。

本件は世界30ヶ国以上で営業実績を持つL+G社の販売網を活用して受注活動を行い、当社の欧州現地法人である東芝電力流通システム欧州社がシステムの構築を担当する。

 再生可能エネルギーの導入が進むフィンランドをはじめとする北欧諸国では、既に周波数調整市場注における電力取引が開始されており、出力変動に対する反応が迅速で、細やかな調整を頻繁に行うことができる蓄電池システムの需要が高まっている。

<受注した蓄電池システムの概要>
1.定格 :1.2MW‐0.6MWh
2.主要機器 :系統連系用変圧器、蓄電池用パワーコンディショナー、蓄電池盤、蓄電池モジュール(SCiB(TM))
3.設置場所 :フィンランド ヘルシンキ市カラサタマ地区
以上、

日本で受注する妙味のあるおいしい事業については、コバンザメのように韓国勢が追い上げ奪い去る。圧倒的な優位性のある技術が日本勢に求められるが、技術もすぐ漏洩してしまう世の中となっている。日本企業は技術情報のセキュリティ以上に技術開発者を大事にしなければ電子業界の似の前になる。

東芝