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既報。5月25日に奈良地方裁判所へ民事再生法の適用申請をした、森林管理・林業振興の(公財)奈良県林業基金(所在地:奈良市高畑町*** )は6月5日、同地裁において再生手続きの開始決定を受けた。申請時の負債額は約105億。

再生債権の届出期間は平成27年7月13日まで、再生債権の一般調査期間は平成27年7月31日から平成27年8月13日まで。

事件番号は平成27年(再)第1号。

 

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(公財)奈良県林業基金/民事再生申請

同社は、県内各地にあった森林組合を県主導でまとめ、第3セクターとして森林整備や管理・林業振興・林業雇用創出事業を行っていた。しかし、長きに渡り木 材価格が輸入木材に押され低迷、経営は成り立たないものとなっていた。同機構が管理する森林価値を評価したところ、簿価より、大きな評価減が生じ、債務超 過の実態が明らかになり、膨大な借入金を清算するため、昨年6月解散を決議していた。今後、同機構が行っている事業を県へ譲渡し、その後、解散する予定。