sponsored

中部電力は22日、通信機能つきの次世代電力計「スマートメーター」を、管内全域で2022年度末までに導入すると発表した。
来月以降、今のメーターの交換時期などに合わせて、家庭や事業所などに計約880万台を順次設置する。

スマートメーターは、電力会社がインターネットを通じて電気の使用量などを30分ごとに把握できる。
発電・送電設備の運用を効率化して省エネにつなげる効果が期待され、電力大手各社が導入を進めている。
 中部電は、昨秋から今春にかけて、愛知県春日井市など6市の約1万2500世帯で導入。運用に問題がなかったため、全域に普及させることにした。
すべての交換には800億円ほどかかる見通し。
2016年度は63億円かかる一方で、毎月の検針作業が不要となり、7億円のコスト削減効果も見込まれるという。