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金融緩和を受け昨秋の2200P台から、半年ちょっとの6月12日に7年半ぶりとなる5,166.35Pを付けた上海総合指数。ところが、上げが暴騰だったことから、一旦下げ局面に入ったことから下げが止まらなくなってきている。
この間、当局は空売り規制の緩和や信用取引の規制緩和など打ち出されたが反応せず、逆に下げている。
7月2日の取引は、▲207.78P下げ3,845.91Pと終値として4,000P台も滑り落ちてしまった。率にして▲5.12%の下落となった。

実体経済が伴っていないことから、こうした証券バブルと下げが生じているものだが、原因は、不動産価格の下落で行き場を失った中国の投機資金が証券市場に一気に流れ込み棒上げに、それに追随して世界中の投機資金が集中して生じたバブル現象。しかし、6月12日を境に足が極端に短い投機資金が利益確定売りで逃げ出し、ヘッジファンドが得意とする空売り攻勢に株価指数は下落の一途となっている。このままでは、やっと大都市で少し浮上中の不動産価格にも影響しかねない。

以上、
中国から逃げ出した金は、日本市場に向かっている。