sponsored

日本百貨店協会が21日発表した6月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比0.4%増の4879億円と3ヶ月連続でプラスとなった。
6月は、シェアの高い東京、大阪が全体をけん引し、悪天候が続き休日も前年より少ないという悪条件を跳ね返して前年比プラスを維持した。
商品別では、身の周り品や雑貨、家庭用品が前年比プラスとなる一方で、主力の衣料品がクリアランスセールの月ずれのため同▲7.7%減となった。
訪日外国人売上高は、中国の端午節(6月20日から6月22日)の連休による来日客増などから前年比4倍を超え、前年比伸び率は過去最高を更新した。
調査対象の百貨店は82社・238店舗。東京地区は前年比5.9%増で、3ヶ月連続プラスだった。

1~3月は▲8.6%減、4~6月では6.4%増

<6月の全国10主要10都市と地域別百貨店売上高の動向>
<6月の全国10主要10都市と地域別百貨店売上高の動向>